インターネットFAXの料金体系と単価

節約できる金額・コスパ

インターネットFAXの料金体系と単価

インターネットFAXにかかる費用のあらまし

インターネットFAXは従来のFAXを使った方法よりも通信費が大幅に削減できると言われています。その理由としては、紙やインク、トナーなどにかかるランニングコストが削減できることや、特定のFAX端末を導入する必要がないことなどがあげられます。そのため今後はインターネットFAXの利用率が高まると予想されています。しかしインターネットFAXにももちろん利用料はかかります。どのような費用がかかってくるか具体的に見てみましょう。

まず初期費用がかかります。サービス提供会社によってはかかりませんが、1,000円前後かかることもしばしばです。ただし会社から見た場合はわずか1,000円前後のため、従来のFAX機器の購入を考えた場合は非常に安いと言えるでしょう。次に月額費用です。こちらは会社によって単価にかなり差が出ています。例えば大手のeFaxは1,500円かかります。一方メッセージプラスの年払いプランの場合は792円と半額近くになっています。ここでポイントなのは送信料や受信料です。月額費用が安くても送信料の単価が安い場合、使うFAXの量によっては最終的に高くついてしまいます。

送信料の単価

送信料の単価は各社かなり異なります。さきほどのeFaxは1枚当たり10円なのに対し、メッセージプラスは14.8円です。つまり50%近く単価が上乗せされます。では仮に10枚送信したと仮定すると、eFAXは月額1,500円だけです(150枚までは0円になる)。一方メッセージプラスは792円に148円を加えて、840円となります。この段階ではメッセージプラスが有利です。

しかし50枚送信した場合は1,532円となりeFAXよりも高くなってしまいます。このように送信料を加味した場合、月額の基本料金だけではおトク感は計れない事が分かります。FAXの送信をどれくらい行なうかによってコスパは変わってきます。なお受信に関してですが、こちらは受信料がかかる会社とかからない会社があります。送信料が安くても受信料までかかってしまう場合、さらにコスパは変わってきます。

各社のプラスアルファサービスも考えよう

各社のサービスにはそれぞれ独自性があります。月額払いが主流ですが、年払い方式の会社もあります。さらに一定枚数の送受信料金がただになる会社もあれば、枚数が多くなるほど1枚あたりの単価が安くなる会社もあります。

03番号の取得が可能であったり、今の電話番号をそのまま引き継げるサービスもあります。各社の付帯サービスも確認した上でプランを選択してください。