インターネットFAXのトラブル 自動改行や文字化けする可能性あり

インターネットFAX活用法

インターネットFAXのトラブル 自動改行や文字化けする可能性あり

インターネットFAXのトラブル:自動改行

インターネットFAXを使う際に起きるトラブルがいくつかあります。そのうちの一つは自動改行の問題です。一般的にインターネットFAXでは通常のメールソフトを使用します。YahooメールやGメール、Outlookなどが使用可能でしょう。

FAX内容の送り方としては、メールの本文を直接文章として記入する方法があります。また添付ファイルに付帯させることもできます。しかし使用するメールソフトの設定によって、自動改行が起きてしまう事があります。この場合相手側に表示してほしいレイアウトとは異なってしまうかもしれません。このような場合はメールソフトの設定を変更して自動改行しないスタイルにしてください。

インターネットFAXのトラブル:文字化け

文字化けもインターネットFAXにありがちなトラブルの一つです。文字化けの原因としては、ファイル形式の種類を間違えている可能性があります。サービス会社は仕様できるファイル形式をあらかじめ定めています。PDFやワードやエクセル、パワーポイント、JPGなどです。しかし対応している形式以外のファイルで文書を送った場合、FAXでの変換がうまく行なわれず、結果的に送信エラーや文字化けが発生する事があります。

別の原因としてはエンコードの問題があげられます。エンコードとは簡単に言えばデータを別の形式に変換する作業のことと言えます。インターネットFAXのサービス会社では、きちんとエンコードの形式をしているところがあります。例えばFaximoの場合は、メール本文を「ISO-2022-JP(JIS)」という形式にしています。一方添付テキストファイルについては「SHIFT-JIS/UTF-8」を指定する必要があります。これ以外のものを使用する場合は文字化けが発生する可能性があります。このような場合は、使っているメールソフト(Outloosなど)の設定画面からエンコードを指定のものにする必要があります。

インターネットFAXはトラブルが少なめ

インターネットFAXを使う場合、文字化けや自動改行などのトラブルが発生する事があります。とはいえ従来のFAX機器よりもトラブルは少ないと言われています。例えば従来の機器の場合は、用紙切れの問題や「文字がかすれてしまって出てくる」といった問題があります。

しかしインターネットFAXの場合はメール形式で受信するためこのようなエラーとは無縁です。インターネットFAXは送受信に場所を選ばない、コスパが良いなど様々なメリットがあり、今後利用率はますます高まってくると予想されます。